- ローリング療法について
- 2021/5/17
免疫力UPへ❗️【便秘について】🙆
○漢方飲んでいるのに。ヨーグルトを食べているのに。腸の体操してるのに。一向に良くならない
- ○便がスッキリ出ない
- ○便が以前より出なくなり、お腹が膨れる
- ○体がだるく、冷えやすい
- ○便秘と下痢を繰り返す
誰でも経験があるとことでしょうが、便秘になると、お腹が張り、何とも言えない不快感が続きます。
Contents
ローリング療法では
便秘や下痢に対応した部位に発生したしこり(*1)をとっていく事で、どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去することで血流を良くし、自律神経を整え、便秘・下痢、それらに伴う不調を改善に導いています。
しこり部位のローリング療法でのアプローチは、特にお腹・頭・骨盤まわり・腰部・おしりです。
(※1)しこりとは。。ローリング器で人体をくまなくローリングすると、体中にたくさんのしこりを見つけることができます。しこりの形状は実に多種多様で、肩こりのコリのような分かりやすいものから、体の奥深くの筋肉にできているもの、皮膚表面、関節の隙間、耳たぶ、指先にできるものなど実にさまざまです。特に、皮膚表面や耳たぶ、指先などのしこりは、ローリングをしてみないと発見が難しいほど細かいものなのです。しこりのできる原因は、ストレスで身体にいつも余計な力を入れている為に筋肉が慢性的に疲労している為や、内臓病変の反射、怪我の後遺症、疲労、スポーツ後の筋肉痛の放置等、いくらでもあるでしょう。できたしこりは自然に回復してくれるものもありますが、いつまでも身体に存在すると、色々な症状の原因になります。
初めてローリング療法を受けられる方の大半に、くすぐったさが見受けられます。このくすぐったさを感じる部分は、体の中でも特に血液循環の悪い部分です。大抵は1~2回の治療でこのくすぐったさは消失します。
ローリング療法では、痛みを感じる部分より、くすぐったく感じる部分の方がより血行が悪いと判断されます。その証拠に、治療をしてくすぐったさが消えると、徐々に軽い痛みを感じるようになります。これはくすぐったさが取れたことで、一段階、血液循環が改善されたことを意味します。↓↓
便秘とは❓
食べ物のカスである便が、腸内に長時間溜っている為に、便の水分量が減って硬くなり、排便するのに苦労する状態です。
排便の間隔には個人差があるので、2~3日に一度の排便でも残便感なくスッキリ出るようなら便秘とは言えません。
ただし、通常物を食べてから消化・排泄されるまで24~72時間かかる事から3日以上排便がない場合は、一応便秘と考えた方が良いでしょう。便秘をはっきり定義づける事は難しいのですが、便秘とは「自分で満足できる排便がない状態」を指すと思って下さい
便秘の種類一口に便秘と言っても、色々なタイプがあり、自分で治せるものもあれば、専門医の力が必要なものもあります。
まずは、自分の便秘のタイプを知る事が大切です。
急性便秘
一過性単純性便秘 | 食事や生活等生活環境の変化が原因となり、一時的に起こる便秘 |
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症候性便秘 | 病気が原因で起きる。急性のものでは、腸捻転や腸閉塞等が原因 |
慢性便秘
常習性便秘 (機能性便秘) |
弛緩性便秘 | 腸の蠕動運動が弱い為に起こる便秘 |
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直腸性便秘 | 直腸・結腸反射が鈍くなり便意を感じにくくなる為起こる便秘 | |
痙攣性便秘 | 精神的ストレス等により腸の動きが強くなり過ぎて起きる便秘 | |
症候性便秘 | 大腸がんや大腸ポリープ等、腸内で便の通過を妨げる病気がある時に起きる |
便秘の考えられる原因
✔️運動不足
✔️水分不足
✔️食物繊維不足
✔️腹筋力の低下
✔️極端なダイエット
✔️薬の副作用
✔️腸の病気
などが誘因と言われています。
実際は、それらを気を付けていても、一向に良くならない方も多くおられます。
便秘によって引き起こされる症状
✔️痔
✔️肌荒れ・吹き出物
✔️イライラ・不快感
✔️だるさ・疲労感
✔️腹痛、お腹の張り
✔️吐き気
✔️食欲低下
✔️便秘による肩こり・頭痛
✔️体臭・口臭
便秘によって老廃物や乳酸が蓄積して体の筋肉を緊張させてしまうことで、筋肉に酸素が行きわたらず、上記のように、、肌荒れや肩こりなど全身に影響が出ることもあります。
便秘と下痢😫
多くの人は、「便秘の反対が下痢」と解釈しているようですが、どちらも同じ便通異常であり、表裏一体の関係にあります。
下痢は、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が異常に高まり、便の中に含まれる水分が腸内で吸収されにくくなったり、水分が腸内に異常に増える事により起こります。
便通異常の人の中には、同じ原因からこの2つの状態を交互に繰り返している人もいるのです。
つまり、下痢をしていても、実は便秘という事もあるそうです。
便ができるまで😆
基本的には、食べ物が口から入り、肛門まで約9メートルにもなり、複数の消化器を通って漸く便の形になります。
この体の消化・吸収・排泄の働きに異常なく便となり排泄されれば、何も問題は無いのですが、人間の体はそれ程単純には出来ていません。
大腸の運動により便になる
まず、大腸は大きく分けると、盲腸・結腸・直腸の3つに分けられ、肛門に繋がります。結腸は、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分かれます。
食べ物がこの長い大腸の中を運ばれる過程で、便の形になるのは、大腸の「蠕動(ぜんどう)運動」と「律動的分節運動」によるものです。
※蠕動運動(ぜんどううんどう)…腸壁の筋肉がミミズが這う様に順次収縮し、食べ物を先に送り出す運動
※律動的分節運動…食べ物の水分を吸収する為、腸の一部(主に横行結腸)が連続的な収縮を繰り返し腸が分節状に区切られていく運動
この働きにより、小腸から送られてきた食べ物は液状ですが、上行結腸から横行結腸を進む間に水分が吸収され粥状になり、下行結腸で更に固まり、S状結腸で完全な便になり、直腸に押し出されます。そして、ある程度便が溜まると、便意が起こり肛門より排泄されます。
ところが、S状結腸から直腸に便が長く留まると、どんどん水分が吸収され便が硬くなり、便秘になってしまいます。
便意について 排便が起こる前には、便意が起こります。
この、便意・排便のメカニズムには、自律神経が深く関与して信号を送り合っています。これら神経の働きにより、スムーズに排便が行なわれるのです。
排便を起こす反射には、次のようなものがあります。
胃・結腸反射…胃に食べ物が入ると、大腸の蠕動運動が活発になり便を直腸に送り出す
直腸・結腸反射…直腸に便が到達すると、直腸壁が刺激される事で蠕動運動が活発になり直腸へ更に便を送り出すこれらの反射の働きが悪くなると、便意を感じにくくなります。
我慢をしない😉
便意に気付いたら、トイレに行き排便する習慣をつけましょう。
我慢すると、脳に「我慢する」という信号が送られ、せっかくの便意が消えてしまいます。
便意が消えると、腸の蠕動運動もストップしてしまい、排便のチャンスを逃しスムーズに排便する事が出来ません。
これが、便秘の引き金になります。
特に、朝は胃が空になっているので、食事をすると、胃・結腸反射が強く起き、便意も強く感じ排便しやすい状態となります。朝は、慌しくて時間が無いという方もいると思いますが、
便秘を解消したいと願うなら、少し早めに起きる努力をし、朝食をきちんと摂る。
そして、便意を感じたらトイレに行く、これを根気強く続けていれば、次第に体のリズムが整い、毎朝便意が起こる様になってくると思います。
便で健康チェック😚
健康的な便は、水分の割合が70~80%位で半練状、又はバナナ状をしています。
色は、茶色系か緑色系、量は150~200g位で大体バナナ一本分位の重さ・大きさが理想的です。
一方、水のような便や泥状の便、又はコロコロ便やカチカチ硬い便は要注意です。
前者は下痢、後者は便秘になります。また、色によっても灰白色・黒色・赤色系の場合は、病気の可能性もあるので、たまには便の色をチェックするのも良いかもしれません(ローリング新聞より抜粋)
便秘に効くツボ
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の付け根の骨が交わるところの内側をローリングしてみましょう
神門(しんもん)
手首の関節部分の小指側で、骨と筋の間のくぼみとなっているところをローリングしてみましょう。転がしずらい時は、ペンなどを使って刺激を入れてからローリングしてみてください。
足三里(あしさんり)
ひざから指幅4本分下で、すねの外側にあるふくらみ(頸骨)のへりの部分をローリングしてみましょう。親指や中指で、グリグリとこねるような感じで一度刺激をしてからローリングするといいでしょう。