免疫力UPへ❗️【糖尿病について】🙆

  • 一説によると、現在日本では境界型(糖尿病予備軍)を含めると、 2000 万人近い糖尿病患者がいると推定されています。

しかし、治療を受けている人は、そのうち 2 割以下の 220 万人前後、もしかするとあなたの家族や、あなた自身も糖尿病かもしれません。

糖尿病の初期には全く症状がありませんが、怖い合併症を起こすと様々な症状を起こします。

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糖尿病とはどんな病気❓

一般的には膵臓で作られるインスリンと言われるホルモンが出なくなる病気であると思われています。

実際には、このように膵臓(ランゲルハンス島)が壊れてホルモンを出せなくなるⅠ型糖尿病(インスリン依存型)は全体の5%程度で、大部分は、インスリンの分泌低下や、作用が効きにくくなる2型糖尿病(インスリン非依存型)であると言われています。2型糖尿病は、最初たくさんインスリンが出ています。

 

インスリンは、細胞にエネルギーであるブドウ糖を届け、肝臓ではグリコーゲンとして貯蔵する役目を助け、夜間にはブドウ糖を出す調整をし、脂肪の中では中性脂肪を合成してエネルギーとして貯蔵し、筋肉ではたんぱく質を合成しています。

 

つまりインスリンは、糖のエネルギー化と貯蔵の両方を行い、常に血中の糖濃度を一定に保とうとしており、結果的に血糖値を下げる作用を一手に引き受けています。

ところが中にはこのようなインスリンの作用が効きにくい人がいます。このことをインスリン抵抗性と呼んでいますが、インスリン抵抗性の体を持っている人が運動不足、過食をすると、膵臓はたくさんインスリンを出して血糖値を下げようと必死になります。段々、膵臓も疲れてきてインスリンが出にくくなっていきます。

 

糖尿病の真の怖さは、何も症状なく知らないうちに下の図のような合併症を起こすことで、特に次の三大合併症が有名です。

【糖尿病性網膜症】はの原因のトップ。糖尿病性腎症は人工透析に到る原因のトップです。

【糖尿病性末梢神経障害】神経痛、手足のしびれ及び感覚異常、こむら返り、発汗異常、立ちくらみなどを起こします。

その他にも、心筋梗塞、脳梗塞、様々な感染症、動脈硬化症などを起こしやすくなる怖い病気です。

 

また、高血糖の血流は流れが悪くなるため、首コリ・肩こり・背中のこりが強くなり、それによって慢性的な頭痛を起こすことがよくあります。今では早期に発見できる血液検査や、治療法も良い方法が見つかっています。早目に検査しましょう。

ローリング療法では🙆

糖尿病予防に効くツボや反射区もありますが、ローリング療法では、糖尿病予防のためには、全身の血行を良くしていく必要があります。

全身の各所に発生したしこり(*1)をとっていく事で、どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが血液・体液の流れの邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去することで血流を良くし、予防や不快症状に伴う緩和のお手伝いをしています。

(※1)しこりとは。。全ての人体組織に存在し、筋肉の拘縮やコリ、むくみ、血液のうっ血、毛細血管の異常増殖などが複雑に絡み合い、影響しあって、しこりを作ります

 

初めてローリング療法を受けられる方の大半に、くすぐったさが見受けられます。このくすぐったさを感じる部分は、体の中でも特に血液循環の悪い部分です。大抵は1~2回の治療でこのくすぐったさは消失します。

 

ローリング療法では、痛みを感じる部分より、くすぐったく感じる部分の方がより血行が悪いと判断されます。その証拠に、治療をしてくすぐったさが消えると、徐々に軽い痛みを感じるようになります。これはくすぐったさが取れたことで、一段階、血液循環が改善されたことを意味します。↓↓

免疫力UPへ【くすぐったい😚】は、身体のSOS😱

糖尿病の検査

血糖は、血液中のグルコース濃度(糖の濃度)を測定するもので、血糖が高いか、低いかをチェックします。糖尿病の診断など日常診療で大切な検査です。

100ml の血液の中に、約 100 ㎎(約 0.1g)というわずかな糖分があるのが正常で、0.2g になると糖尿病となり、全身に影響がでます。血糖はホルモンによって調整され、血糖を低下させるのは、すい臓のβ細胞で合成されて分泌されるインスリンだけしかありません。

インスリンが不足すると、高血糖になり糖尿病の状態となります。逆にインスリンが過剰なら低血糖になります。

 

多くのホルモンは血糖を上げます。膵α細胞で作られるグルカゴン、副腎で作られるコルチゾル、カテコラミンが代表です。
健康な人では空腹時と食後の血糖値は、おおよそ 60~160 ㎎/dl の範囲にあります。

検査時優等生 【HbA1C】空腹時

血糖値検査がその時点での血糖の状態を調べるのに対し、過去 1~2 カ月の平均的な血糖の状態を知ることができるのが、ヘモグロビン A1C(HbA1C)の検査です。

 

これは血液中のブドウ糖と血球のヘモグロビンが結合したもの(グリコヘモグロビン)とヘモグロビン全体との比率を調べるものです。空腹時血糖値と共に、糖尿病の診断(6.5%以上であれば糖尿病と診断)や血糖のコントロールの指標として重要な検査です。検査前に自己流の食事制限をしても簡単には、誤魔化されない検査です。

糖尿病を予防するには❓

糖尿病には肥満を防ぐことが最大のポイントです。食事の時は次の様な事を心がけましょう。

 

①食事は、決まった時間に時間をかけてゆっくり良く噛んでたべましょう。朝食をぬいたり、食事時間が不規則だったり寝る前、3時間の間に食べるのはよくありません。

②甘いものや脂っぽいものは食べ過ぎない。

③野菜を多めに食べる( 一日350g以上とる)④薄味にする。

⑤お茶碗を小ぶりなものにする。(一膳の量を少なくするため。)

⑥一人分ずつ取り分けて食べる( 食べた量を分かり易くするため)

⑦多いと感じたら無理して食べないで残しましょう。⑧ながら食いはしない。(新聞を読みながらテレビを見ながら等)

⑨お醤油、塩、マヨネーズ、ドレッシングなどの調味料はかけずにつけて食べる。

⑩毎日食べるものが何キロカロリー位あるのかを知りましょう。

 

過食や脂肪の過剰摂取を控えて、質; 量ともにバランスのとれた食事を取るようにしてください

糖尿病の治療

糖尿病の治療には、食事療法・運動療法および薬物療法の 3 つがあります。

薬物療法

薬物療法には、大きくわけると経口血糖降下薬療法とインスリン療法の 2 つがあります。
糖尿病の中で薬物療法は、あくまでも補助療法です。食事療法・運動療法で血糖のコン
トロールが不十分な場合に開始されます。

( 1 ) 経口血糖降下薬療法
経口血糖降下薬は、インスリン分泌能力はあるがインスリンが効きにくいために、血糖をコントロール出来ない状態いわゆるインスリン抵抗性の場合に適応となります。今までにもいろいろな薬がありますが、新薬がかなりでており、特にインクレチン関連薬が注目されています。いずれにせよ、副作用服用時の注意事項がたくさんありますので、専門医とよく相談してください。

( 2 ) インスリン療法
①インスリンはすい臓のβ細胞から分泌され、血糖を下げてくれるホルモンです。インスリンはタンパク質なので、注射でなければ経口薬のように内服すると胃や腸の中で分解されてしまい効果がなくなってしまいます。
②インスリン製剤の種類
インスリン製剤の種類は、作用の発現時間と持続時間から分類しています。どの型のインスリン製剤をどのように使うかは個々の患者さんの病状によって医師が決定します。薬物療法は最後の手段です。糖尿病は、食事療法・運動療法、普段の正しい生活習慣が一番大切です。(ローリング療法新聞より抜粋)

糖尿病を防ぐには❓

糖尿病を防ぐために、無理のない適度な運動をしましょう。運動をしないと筋肉はやせて体重が少なくても脂肪の多い体(かくれ肥満)にな り基礎代謝(何もしない時でも体が必要とするエネルギー量)が減ってしまい脂肪になる分量が多くなってしまいます。筋肉をつけて基礎代謝の多い体を作りましょう。出来る限り無理のない様に次の様な事を実行しましょう。

①歩行時は手を振って少し早目に歩く。

②外出時は遠回りして歩く距離を増やす。

③買い物は歩いて、買いだめせずにこまめに行く。

④なるべく階段を使う。

⑤一日一万歩を目標に歩く。

⑥1つ手前の駅で降りて歩く。

⑦ストレッチを続ける。

⑧水中歩行をする

糖尿病の予防には生活習慣がとても大事です。自己管理が出来ているか改めてご自分の生活を見直してみて下さい

肥満の基準 【BMI】

肥満の基準には、BMI(ボディ・マス・インデックス)というものがあり、これは病気が一番少ない体重を統計的に割り出したものでBMIの値が22の時が最も病気が少ないといわれています。

 

BMI=体重 □Kg÷身長 □m÷身長 □m
 18.5 未満→低体重、
 18.5 以上 25 未満→普通体重、
 25 以上→肥満
標準体重の計算方法; 身長 □m×身長 □m×22

糖尿病予防のツボ🙆

糖尿病予防のためにローリング療法で全身の血行を良くしましょう。特に図に示したツボや反射区をローリングしてください。( ご不明な点は担当の先生に聞いてください。)

印の所を中心にローリングして下さい。

ふくらはぎはこまめにローリングして柔らかくしましょう。

 

 

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