- ローリング療法について
- 2021/9/5
免疫力UPへ❗️【食欲の秋】
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夏の食のツケが体に現れる時期
暑い夏も漸く終わり、収穫の季節、秋がきました。秋と言えば「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など色々な楽しみ方がありますが、その中でも代表されるものは「食欲の秋」では無いでしょうか。
文頭で述べた様に、収穫の時期、実りの秋でありますように、旬の色々な食材があり、街の至る所で秋を感じさせます。健康の為にも、旬のものは充分に摂るように心掛けたいものです。
そこで、魚類では、『秋刀魚』と書くようにサンマが秋の代表的な魚です、野菜ではレンコン、しいたけ果実類では梨、栗など。
秋に食欲が増すのは、暑い夏の間に、減少しがちな食欲が戻る為、秋の食欲は寒い冬を乗り切る為に栄養を蓄えるといった意味があります。
しかし、夏の疲れで食生活が不規則になり、暑い為に冷たいものを食べ過ぎたりした食のツケが身体に現れるのも、この時期なのです。
でもいくら食欲の秋と言っても、胃腸の働きが弱っているところに食欲を詰め込めば、更に身体の調子がくるってしまいます。
処理できない物は、身体に留まり、脂肪となり、肥満を招く場合もあります。このように代謝が悪くなると、身体に様々な悪症状が出てきます。(クーラーによる冷えや、暑さ負けでの寝不足など)当センターでも、日頃からそのような点を改善して頂くよう、治療させて頂いております。
この時期、特に、自覚症状として、腰が重く痛むと言う訴えが多いです。でも実際は、腰よりはやや上、背中部、内反区(下図)の部分に痛みを感じている方が殆どです。この部分は、胃腸の不調が現れるポイントなので、思い当たる方は要注意。胃腸がお疲れのようです。
この季節は、旬の物をよく摂り、体調を整えて頂きたいものです。注意していただく点としては、とにかくよく噛んで食べることによって、胃腸での消化を助け、負担を軽減する効果があるのです。何事にも言える事ですが、よく噛んで食べましょう。胃の疲れを取るために、自分で出来る方法として、脚の外側、特に膝下をよくローリングしてみてください
ここは足の三里(上図)というツボがあり、消化器系の疲れに効果的です。自分でも無理なく手が届き、手軽にローリングできる代表的なポイントの一つです。元気な胃腸で、旬の美味しい物をしっかり摂って、冬に向かって元気にLet’sgo
ローリング療法では🙆
ローリング療法では、胃腸の改善に効くツボや反射区もありますが、やはり、改善だけに目を向けるのではなく、消化不良を起こしずらくする為にも、全身の血行を良くしていく必要があります。
全身の各所に発生したしこり(*1)をとっていく事で、どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが血液・体液の流れの邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去することで血流を良くし、予防や不快症状に伴う緩和のお手伝いをしています。
(※1)しこりとは。。全ての人体組織に存在し、筋肉の拘縮やコリ、むくみ、血液のうっ血、毛細血管の異常増殖などが複雑に絡み合い、影響しあって、しこりを作ります。
初めてローリング療法を受けられる方の大半に、くすぐったさが見受けられます。このくすぐったさを感じる部分は、体の中でも特に血液循環の悪い部分です。大抵は1~2回の治療でこのくすぐったさは消失します。
ローリング療法では、痛みを感じる部分より、くすぐったく感じる部分の方がより血行が悪いと判断されます。その証拠に、治療をしてくすぐったさが消えると、徐々に軽い痛みを感じるようになります。これはくすぐったさが取れたことで、一段階、血液循環が改善されたことを意味します。↓↓
血管運動を毎日続けましょう
手足は第二の心臓と呼ばれる程、重要な血液の流れの折り返し地点です。
この折り返し地点の手足の末端(末梢)の血液の流れが悪くなると、肩こり腰痛はもとより、冷え、ほてり、のぼせ、高血圧、低血圧、各内臓の不調や病気の原因になります。
末梢ローリングで手足の痛い所や、くすぐったい(擽感)所を無くす事が、一番大事ですが、写真の様な毛管運動と言われる運動を毎日実行することで、より治療効果が高められますので、頑張って続けてください。(下図参照)
①仰向けに寝て、手足をまっすぐ上に伸ばし、手の指は少し開いて親指側、小指側に交互に振る。同時に、足はアキレス腱を伸ばし、つま先を自分の顔に向けるイメージで交互に振る。
②①の状態でするのがつらい方は、腰やお尻に枕などを置くと、少し楽に出来ると思います。(自分が楽な位置に調整する様にしてください)
③①または②を終わりましたら手首足首を柔らかくするイメージで、手先足先を振る。
④③の状態でするのがつらい方は、腰やお尻に枕等を利用して、行なって下さい。(自分で楽な位置にする)
各運動三〇秒間(ラスト一〇秒間は全力で振る)・・・計一分間各運動の間は少し休憩を入れてください。
最初は三〇秒位から始めて、徐々に時間を伸ばす様にしてください。最終的に二分ぐらい出来るようになるのが理想です。初めから無理をしないで、続ける事が大事です。理想は朝晩一日二回ですが、自分が出来る範囲で、毎日続けて実行してください。首、肩、背中、腰、手足(肘、膝、足首)などに痛みがある方、その他体調の悪い方は、必ず担当の先生に相談してから実行するようにしてください。飲酒後や、食後二時間位は、やらないで下さい。(ローリング新聞より抜粋)