免疫力UPへ❗️【夏バテってなあに❔】&【冷房で冷え性対策】

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夏バテってなあに?

本来夏バテとは、晩夏や初秋の今ごろ、夏の疲れが出て体が何となくだるい、食欲がない、風邪の初期症状のような状態を言います。

ところが、今では色々な本やインターネットで検索しても、夏負けや暑さ負けと同意語で使われ、夏の暑い時期にクーラーに当たり過ぎたり、水分の調節がうまく行かなかったり、冷たいものの摂り過ぎ、寝不足等で何となく元気が無いことを言っているようです。

夏バテは、医学的には何の根拠も無く、血液検査でも異常があるわけではありません。しかし夏バテは歴然としてあります。

先人は暑さ負けしないように鰻を食べたり、瓜科の植物を食べたり、思い切り汗をかいて労働し、行水をして涼を求めたりしました。そして、夏の終りに夏痩せしたり、水分調節がうまく行かなかったりした人が夏バテを起こしたのでしょう。

しかし、現代の夏バテは少し違ってきているように思います。温度調節はクーラー等でどこでも涼しくなり、特に都市は緑も少なく建物もエアコンが無ければとても暮らせる状態ではありません。 

冷たい飲み物やビールは飲み放題、食べ物も別に鰻でなくとも好きな物を選べます。どれも本来人間が持っている暑さに対する防衛手段を行使しなくても良い生活になっています。

 

具体的に言うと、夏バテ気味の方、今年の夏思い切り汗を何回かいたでしょうか?

 

軽い夏バテや暑さ負けぐらいなら一度、家の中の家事でも良いので、暖かい飲み物でも飲みながら、汗をかいても構わない格好で、思い切り汗をかいてみて下さい。それだけで楽になりますよ

 

それでも駄目なら狂った自律神経の調節にローリング療法はいかがでしょう

ローリングは、冷たい水分の取り過ぎで疲れた内臓の反射で張った背中の筋肉、ミネラルバランスの狂いでむくんだようになっている手・足、寝不足で疲れた肩首の筋肉、そのためになんとなくだるくなった体を丁寧にしこりを取ることで、緊張感の塊のようになってしまった肉体を楽にします。

ただし、筋肉がゆるんで眠く、だるくなりますが、治療の後よく眠れたらしめたもの、目覚めた時きっと夏バテは解消されることでしょう。

病 気 に 起 因 し な い 冷 え の 症 状 に つ い て

夏の冷えを冬に持ち越さない為に

暑かった夏が過ぎ、漸くホッと一息付ける季節がやってきました。今年の夏は例年稀に見るほどの酷暑でしたね。

東京でも観測史上最高気温を記録したといいます。普段は元気でもこの夏は、体調を崩してしまったという方も多かったのでは無いでしょうか。

 

高温多湿の日本の夏は、人の食欲を無くし、時には睡眠を不足させ、身体のリズムを狂わせがち。その上最近は、冷房の効いた部屋で過ごすことが原因で、体調の崩れを訴える方も多いようです。

 

酷暑と冷房ですっかり自律神経のバランスを崩した身体には、たっぷりと休養をとることが何よりですが、実際にはそうとばかりも言っていられないのが現実ですよね。冬場に冷えを感じやすい方は、特に秋口のこの時期の過ごし方に気を付けて、元気に冬を乗り切ることが出来るようにしたいものです。

冷え性さまざま

「冷え性」と一言で言っても、実はその症状の現れ方は様々。最も自覚の多い手足の冷え、下腹部や臀部、腰周りの冷えはもちろん、顔や手足のむくみ、肩こりや腰痛、頭痛や、夜中に脚がつる、或いは足が火照る、足の裏にだけ異常に汗をかくというのも冷え症の症状の場合があります。

 

温かいうどんを食べて鼻水が出るのも冷え性の症状と聞いたら、少し驚きませんか?(実はこれは院長先生の請け売りなのですが…私は思い当たるところがあり、かなり驚きました。)

 

実際、冷え性は身体の一部の冷えを感じるだけでなく、多種多様な症状を同時に併発することが多いようです。

私自身も、自分の身体に無関心だった十代~二十代初めの頃は、酷い慢性頭痛に悩まされていました。吐き気を伴う程の頭痛に、朝布団から起き上がれないこともしばしば。しかし、その原因が何なのか、全く分からずにいたのです。それがどうやら冷え性のせいだったと漸く気付いたのはごく最近のことです。当時は自分が冷え性だという自覚すら無かったのですから困ったものです。

 

気付いてからは、冷え性を誘発するような生活習慣を見直し、ささやかながら対策を試みるようになりました。

対策と言っても日常生活の中でのごく些細なことです。夏場でも氷や冷た過ぎる飲み物は控え、常温もしくは暖かいものを摂るようにする。お風呂場で、ふくらはぎや足首、足の指のストレッチ、マッサージをする。冷房を極力控え、自然に汗を出すようにする。半身浴や足浴を実践する、などなど。

 

簡単なことですが、案外これが効果的なのです。おかげで、頭痛の頻度は嘘のように減りました。かつての自分のことを棚に上げるようですが、私の様に自分が冷え性だと自覚の無い方は意外と多いようですね。

 

まずは自覚すること。慢性的な体調不良や、不定愁訴のある方は、もしかして…と考えてみてください。たかがと侮るなかれ、冷え性は万病の元なのです。

 

ローリング療法が多くの慢性病に効果を見せているのは、皆さんも良くご理解頂いていると思います。血液循環を促進することで、免疫力を上げ自己治癒力を改善させる。

言葉にすると簡単なことのようですが、それだけ血液循環が重要なものだということです。

冷え性の殆どは身体の抹消血管の血流が悪いことが原因ですから、せっかくローリング治療を受けても、その効果がなかなか維持できないと言う方は、もしかしたら、生活の中に、血液循環を悪くする要素が隠されているのかもしれません。

免疫に付いての詳しいメカニズムは本紙後半の「免疫」の項にお任せするとして、ここでは日常の中でのセルフケアとして、入浴について考えたいと思います。

【実 際 の 入 浴 方 法 】

ゆ っく り の ん び り 半 身 浴 

夏の間は、暑いし、何となく面倒くさいからと、シャワー浴だけになる方も多かったのでは?実はシャワーだけの入浴法も冷え性の原因になります。

秋はゆっくり湯船につかり、溜まった夏の冷えを解消し、冬への活力を取り戻しましょう。

そのためには、やはり半身浴がおすすめです。もうすっかり一般的になった入浴法ですね。

首までしっかりお湯につかる全身浴は、思っている以上に心臓に負担を掛けます。ですから全身浴での長湯はとても危険。

その点半身浴は心臓への負担が少ないので、全身浴よりもゆっくり入浴が出来ます。また、ぬるめの半身浴には、冷え性が改善されたり、肌の調子が良くなったり、さらに痩せやすい体質にしてくれるなど嬉しい効果が期待できます。

血液循環が良くなり、新陳代謝が良くなる、というのがそのメカニズムです。〔半身浴〕低温長時間の入浴で、からだを芯まで温めて、血行を促しましょう。

 

みぞおちの辺りまでお湯につかるのが基本。就寝前に三九℃くらい(夏三八℃、冬四〇度)を目安に、ぬるめのお湯に十五~三十分ほどつかります。最初はうっすらと汗が出てくる程度で充分。

 

心臓が速く打つようになるのは好ましくありません。加減に気をつけて無理の無い範囲で試してください。上半身が寒いという方は、タオルを利用しましょう。入るときに掛かり湯をするのは下半身だけにして、肩から乾いたタオルを掛けます。

しばらくすると、温まった下半身の血液の流れが良くなり、上半身もポカポカとしてくるはずです。ときどき肩までつかって、全身浴との併用をしてもかまいません。また、予め、浴室を暖めておくことも大切です。

 

簡単で効果充分な部分浴

何となく体調が悪くて全身入浴する体力が無い、全身入浴をするには時 間が足りないけれど、体が冷えて….というような身体的な症状への効果 はもちろん、ストレスなどによる精神的な疲れにも効果的なのが、部分浴 です。足浴をしながら本を読んだり、お茶を飲んだり、ほっと一息、とい うリラックスタイムに最適です。寝る前に行うと、身体がポカポカしてグ ッスリ休めます。

また、心臓などに負担が掛かりにくいので、老人の方に もお勧めできます。

 

足浴 

浴槽やバケツ、洗面器に四三℃くらいのやや熱めのお湯を、くるぶし まで浸かるくらいにはって、足をつける方法が足浴です。温度が下が り過ぎないように、手元にお湯を入れたヤカンなどを置いて、少しず つ差し湯をします。

十~三十分ほど。うっすら汗ばむくらい。血行が よくなり、足の浮腫みが取れて軽くなります。

足を温めるだけで全身 の血行を促す働きがあるので、冷え性の方には特にお勧めです。

※お湯の温度はあくまで目安です、熱過ぎたり、温過ぎたりするようなら、 適度に調節してみて下さい。

最後に

入浴により失われる汗の量は約500ml と言います。そのため血液が濃縮 されて血管が詰まりやすい状態になります。浴後は、例え喉が乾いていな くても、少なくともコップ一杯の水分を補給しましょう。

一日のうちに数十分、気持ちをゆったりと落ち着けて、何もしない時間を 持ってみる。忙しい日常の中では、ついつい忘れがちなそんな時間が、本 当は何より心身の健康には必要なのかもしれません。

忙しい方にこそ、ち ょっとした「幸せな時間」を作って頂けたら、と思います。(ローリング新聞より抜粋)

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