- ローリング療法について
- 2021/7/4
免疫力UPへ❗️頭痛③【群発性頭痛】のお話
〇肩こり・首こりがひどくなると頭痛がする
- 〇デスクワークが多く、目が疲れてくると頭痛がする
- 〇天気が悪くなると頭痛がする
- 〇頭痛薬が手放せない生理の前後に頭痛がする
当院ではこのような頭痛の症状でお悩みの方が来院されています。
Contents
ローリング療法では
ローリング療法は、【頭痛】に対応した部位に発生したしこり(*1)を取っていくことで、
どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去していくことで血流を良くし【頭痛】を改善に導きます。
お悩みの方の多くは、片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛の3つの頭痛が主流となります(一次性頭痛)
ころころ整院では、頭痛の中でも、日本人に最も多いと言われている【緊張性頭痛・生理周期】の頭痛に対しての施術を行っております。⚠️それ以外の方(二次性頭痛・・・原因のある頭痛や命にかかかわる頭痛)に施術は行えませんので、専門的な医療機関を受診されることをお勧め致します。
(※1)しこりとは。。ローリング器で人体をくまなくローリングすると、体中にたくさんのしこりを見つけることができます。しこりの形状は実に多種多様で、肩こりのコリのような分かりやすいものから、体の奥深くの筋肉にできているもの、皮膚表面、関節の隙間、耳たぶ、指先にできるものなど実にさまざまです。特に、皮膚表面や耳たぶ、指先などのしこりは、ローリングをしてみないと発見が難しいほど細かいものなのです。しこりのできる原因は、ストレスで身体にいつも余計な力を入れている為に筋肉が慢性的に疲労している為や、内臓病変の反射、怪我の後遺症、疲労、スポーツ後の筋肉痛の放置等、いくらでもあるでしょう。できたしこりは自然に回復してくれるものもありますが、いつまでも身体に存在すると、色々な症状の原因になります。
初めてローリング療法を受けられる方の大半に、くすぐったさが見受けられます。このくすぐったさを感じる部分は、体の中でも特に血液循環の悪い部分です。大抵は1~2回の治療でこのくすぐったさは消失します。
ローリング療法では、痛みを感じる部分より、くすぐったく感じる部分の方がより血行が悪いと判断されます。その証拠に、治療をしてくすぐったさが消えると、徐々に軽い痛みを感じるようになります。これはくすぐったさが取れたことで、一段階、血液循環が改善されたことを意味します。↓↓
【群発性頭痛について 】
片頭痛や緊張性頭痛に比べると、発症頻度が少ないので、あまり知られていませんが、強い痛みを伴う大変辛い頭痛です。
頭の片側が痛くなるので、片頭痛に似ているようですが、似て非なるものです。
片頭痛が女性に多いのに対し、二十~三十代の男性に多く見られ、非常に激しい痛みを伴う頭痛です。
どちらか片側の目の周り、こめかみ辺りが突然激しく痛みます。
片頭痛が月に2回くらいの頻度なのに対し、群発地震のように、ある期間に集中して毎日のように痛みます。頭痛が起こり始めると、一~二ヵ月の間、連日のように痛み発作が起こります。大体1日1回の頻度で表れ、一~二時間痛みが持続します。
その時期が終わると嘘のように症状は治まります。このような症状を二~三年ごとに繰り返すのが特徴です。
とにかく、激しい痛みが特徴で、目をえぐられる様だとか、頭を抱えて転げまわる様だ、などと表現される強烈な痛みの為、身動きが取れないほどです。
頭痛のタイプの中でも、痛みの激烈さでいえば、間違いなくナンバーワンです。また、睡眠中に起こる事が多く、痛みで目を覚まします。
この頭痛は、一時間から短い時で十分ほどで治まるようです。痛み以外に発作中、痛む側の眼が充血したり、涙が出たり、鼻が詰まったり、鼻水が出たり、顔に汗をかいたりすることがあります。
●群発性頭痛のプロフィール●
・若い男性に多い
・いつも決まった片側の眼の周りに出ることが多い
・痛みは強烈。痛くてじっとしていられない程
・睡眠中にも起こる
・群発期という頭痛発作が起こる時期がある
・持続時間は一~二時間
・痛みがある間は、目の充血、涙、鼻水、鼻づまりがある
【群発性頭痛はなぜ起こるのか? 】
群発性頭痛の原因は、はっきりとは分っていませんが、血管の拡張が関係していると考えられています。
痛み発作が起こっている時、こめかみにある側頭動脈が拡張をしているため、血管の周囲の神経が引っ張られて、痛むものと思われます。また、ストレス、疲労、運動不足なども誘引になりやすく、注意が必要です 。
群発性頭痛の場合は、頭痛が起こっている群発期にはローリングは出来ません。
それ以外の時期に、ビューティで眼の周りや側頭部、髪の生え際など頭部を中心に良くローリングしておくと良いでしょう。
また、緊張性頭痛でも取り上げたように、首筋、肩なども良くローリングしてください。
【頭痛のまとめ】
これまで3回にわたり、頭痛についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
頭痛はまず、一次性頭痛と二次性頭痛とに分けられ、二次性頭痛は、生命に危険性のある疾患を伴いますので、すぐに病院へ行くことが必要です。
一次性頭痛の中には、片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛などがあり、命に関わる疾患は伴わないものの、痛みのために日常生活に支障をきたす場合もある、大変辛い病気です。
片頭痛 | 緊張性頭痛 | 群発性頭痛 | |
---|---|---|---|
痛む場所 | 主に側頭部 | 主に後頭部痛み方 | 決まった片側の目の周り |
痛み方 | ズキンズキンと脈打つように | 締め付けられるように | じっとしていられない程の強烈な痛み |
暖めると | 痛みが増す | 楽になる | 楽になることが多い |
動かすと | 痛みが増す | あまり変わらない | 痛みが増す |
頭痛に伴う症状 | 吐き気、嘔吐光や音に対する過敏化 | 肩こり、めまい など | 眼の充血、涙、鼻水、鼻づまり |
症状の出る頻度 | 一ヶ月に 2~3回 | 毎日起こる場合もあれば、数日~数週間続く場合もある | 群発期には毎日、1~2時間持続 |
※上記は一般的な傾向にあり、すべての症状に一致しているわけではありません。
上段の表に、参考までに一時性頭痛の分類をまとめました。これらの違いは、頭痛に対して適切に対処する為に、非常に重要なことです。
すぐに病院へ行くべきか、ひとまず緊急性は無いのか。暖めるべきか冷やすべきか、
ローリングをした方が良いのか、安静にすべきなのか・・・など。
まずは頭痛の症状を見極め、状態に合わせた対処をするよう気を付けて下さい。
また、ご自身で判断に迷う場合には、やはり一度病院を受診される事をおすすめします。最近は頭痛外来を設けている病院も増えてきました。
片頭痛持ちの方は、頭痛の無い方に比べて、脳血管疾患の発症率が7~25倍ほども高いという研究データも出てい医療の世界でも頭痛に対する認識が変わり、患者さんを取り巻く環境も徐々に変わろうとしています。もはや頭痛は、ただ我慢するだけのものでは無く、適切に対処する事により、症状を軽減させたり、コントロールすることが可能なのです。日常生活を元気に、快適に、楽しく過ごす為にも、頭痛のコントロールはとても重要な事です(ローリング新聞より抜粋)
ローリング療法も有効な治療法の一つですので、どうぞご相談下さい😊