- ローリング療法について
- 2020/11/17
ぎっくり腰チェック&セルフケアーローリング😊
この時期に多くなる症状が、【ぎっくり腰】です。前回に引き続き、 皆様の健康にローリング療法が役立ちますよう!
【ぎっくり腰チェック】
【ローリングせルフケア】
【養生法】
をお話したいと思います。
Contents
ぎっくり腰チェック
現在のぎっくり腰危険度をチェック形式でまとめましたので、該当する数を数えてみて下さい。当てはまる数が多い方は、ぎっくり腰になる可能性が高いので、気を付けなければいけません。
この他にも,
① 骨盤の左右の位置、足の長さが違う。
② 左右の肩の高さが違う
③ 各関節の柔軟性が低い
など身体の歪みとしてぎっくり腰の注意信号となる兆候があります。治療の際、担当の先生に確認してもらうと良いでしょう。
ぎっくり腰のセルフケアローリング
ぎっくり腰は、激烈な痛みにより大切な日常生活に大きな支障をきたします。そうならない為にも、普段の生活で積極的に養生し、今回紹介するセルフケアローリングを実践し健康な日々を過ごされることを願います。
①手の甲にある腰の反射区です。このポイントとともに手首から手の甲、手の指先までまんべんなくローリングしてください。
②くるぶしの下側を半円を描くようにローリングします。股関節が柔らかくなり、腰への負担が減って腰痛が楽になります。
③くるぶしの下側は、腰・股関節の反射区です。内側・外側の両方にあります。親指の腱に沿ってローリングします。もちろん、足の指先の末梢部分も大切なポイントとなります。
④腹部は、おへそを挟んで縦にローリングします。少し痛い所を探して軽くローリングし、腹筋を柔らかくします。
腹筋が柔らかくなると、腰の筋肉が動きやすくなり、腰痛が軽減します。
養生法
○ ストレッチを入浴後に行う。
入浴後や運動後は血液循環が良くなって、筋肉が柔らかくなっているので、筋肉がより伸びやすい状態になっており、ストレッチを行うにはベストです。(腰痛には腰部、背部以外にも臀部、大腿部、下腿部などもストレッチすると効果的です)個々のストレッチのやり方についてはここでは割愛しますが、ストレッチの基本事項を以下にご説明します。
1.伸ばしている部位に痛みを感じたらそこで止めてください。呼吸を続け、無理に伸ばそうとしないようにしましょう。(出来るだけ息を吐く時間を長くしてください)
2.ストレッチをしても筋肉が伸びている感じがなければフォームを再確認しましょう。
3.1つのポーズを 30 秒ずつ行ってください。
4.時間がある方は2~3セットまとめて行うとより効果的です。
○ 体を冷やさない、温める。
身体が冷えたり、疲労する事で血液循環が悪くなり、筋肉が硬くなって腰痛が起こりやすくなります。ゆっくりと湯船につかり、体を芯から温めることは冷え性予防にもつながります。特に半身浴をお勧めします。少しぬるめの温度でゆっくりつかってください。(38℃~40℃位)冷えを強く感じる時は、湯たんぽやホッカイロ、腹巻などの冷え性予防グッズを用意して身体を温める事も良いです。
○ 靴や布団など毎日使用するものにも気を付ける。
自分に合わない靴を無理に履いたり、柔らかすぎる布団を使用したりすることで腰を悪くします。靴、布団それぞれに、身体のバランスを考えて作られている(または、オーダーメイド)お店も増えてきましたので、自分に合う靴、適度な硬さの布団を選びなおすことをお勧めします。
○ 日々の姿勢に気を配る。
姿勢が悪いとその分体重が不自然な形で腰にかかります。毎日鏡を見ながら正しい姿勢を心がけるようにするのもぎっくり腰予防の一つです。(ローリング新聞より抜粋)
なんだかおかしいぁ。いつもよりつっぱるなぁ。といった感覚が、腰痛・ぎっくり腰のサインのこともありますので、皆さん自身の体へ意識を向けて、健康な日々を過ごしてくださいね。