- ローリング療法について
- 体質改善
- 2021/8/12
免疫力UPへ❗️【心と免疫】免疫とは~シリーズ全5回・最終回
〇一度風邪を引いたら長引く
- 〇検査では何もないのに体調がすくれず会社を休みがち
- 〇風邪を繰り返し引く
当院ではこのようなお悩みの方が来院されています。
Contents
ローリング療法の一番の特徴が【免疫力アップ】です🙆
ローリング療法は、【免疫力アップ】に対応した部位に発生したしこり(*1)を取っていくことで、どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去していくことで血流を良くし改善に導きます。
(※1)しこりとは。。ローリング器で人体をくまなくローリングすると、体中にたくさんのしこりを見つけることができます。しこりの形状は実に多種多様で、肩こりのコリのような分かりやすいものから、体の奥深くの筋肉にできているもの、皮膚表面、関節の隙間、耳たぶ、指先にできるものなど実にさまざまです。特に、皮膚表面や耳たぶ、指先などのしこりは、ローリングをしてみないと発見が難しいほど細かいものなのです。
しこりのできる原因は、ストレスで身体にいつも余計な力を入れている為に筋肉が慢性的に疲労している為や、内臓病変の反射、怪我の後遺症、疲労、スポーツ後の筋肉痛の放置等、いくらでもあるでしょう。できたしこりは自然に回復してくれるものもありますが、いつまでも身体に存在すると、色々な症状の原因になります。
免疫とは、病気を防いだり、病気を治そうとしたりする働きのことです。「感染からの防衛」、「健康維持と増進」、「老化と病気の予防」が免疫の主な働きです。免疫力を一言であらわすならば、「生きる力」、人が健康に生きるためのシステムが免疫だと考えていただくとわかりやすいでしょう。
免疫力が下がると、細菌やウイルスなどの病原体やがんから、体を守る防御能力が落ちてしまいます。
他院と『ここ』が違う!ローリング施術のポイント👌
ローリング療法は、全身に発生したしこり(*1)を取っていくことで、血流を良くして免疫力アップのサポートをしていきます。
例えば、【風邪を引かない=健康】とは思いません。自分に対して敏感な体をつくり、風邪を引いても長引かせず、不調を感じる前に自己管理のできる体をつくっていくことこそ、本当の健康体といえると考えています。
但し、免疫力アップ、根本的改善は、1度やっておしまいという訳にいきませんので、その方の状態に合わせて定期的な調整が必要になります。その際、同時に骨盤調整だけでなく肩こり、首コリ、腰痛、背中の痛みも一緒にケアしていきます。
私自身も、不摂生で10代からホルモンバランスの調整が上手く出来ず、肩こり、首コリ、頭痛、腰痛から始まり、便秘、下痢、胃痛、胃腸炎、蕁麻疹、イライラ、不眠、うつ症状、生理痛・生理不順・婦人病・卵巣嚢腫、手の痺れ、股関節の痛みなど、あらゆる症状に長年悩んでおりましたが、ローリングに出会い、体質改善していくことで今では全て改善され不安もなく過ごしています。年は若くても現在よりも10代、20代の時の方が免疫力は低下していたと思います。
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心と免疫
数回にわたり「免疫とは何か」を簡単に説明してきました。
♦狭い意味での免疫―1度かかったら2度とその同じ病気にかからない(例:はしか等)。
♦広い意味での免疫―良い方に働けば、細菌等外敵から身体を守る。
♦時にはガンや体内に起こる不都合なことを改善する(自己と非自己の区別)。
♦悪い方に働くとアレルギー、自己免疫疾患を発病させる(免疫とは両刃の刃)。
簡単に書くと以上のようなことを書いてきたと思います。
良い方に働けばガンさえも退治してくれる我々の守り神の様なシステム、このシステムを強化するにはどうしたらいいのでしょう。
食事に気をつける。植物性食品を多く食べ、なるべく精製せず季節のものを多く取る。動物性蛋白を減らす。塩分、脂肪は控えめに。酒、たばこはたしなまないように。適度な運動をする。焦げたり、古いものは食べない。食品添加物の少ないものを取る。健康補助食品を・・・・どれもごもっともな意見です。
たしかに健康を維持するにはどれも大切なことには違いありません。
しかしこれらのことを楽しく守れればこれが一番いいことなのですが、過剰な義務感とストレスになったら、もしかすると免疫力を下げることにつながるかもしれません。
病は気からー昔から言い古されたこの言葉が今、立派な学問になりつつあります。
心がウキウキ💗精神神経免疫学
精神神経免疫学といいます。
神経系・内分泌系・免疫系の3系統が非常に密接に絡み合い病気を起こしたり、治したり していることを研究する分野です。
この分野の専門家に言わせれば、全ての病気が心身症と思える、とまで言っています。
私が普段患者さんと接していて不思議に思うことがあります。
例えば腰痛の患者さんが、「明日ゴルフ(或いは旅行等)なんだけど」と言われることがあります。
無理して行けば悪化する可能性が高く、出来れば控えて頂くようにお願いするのですが、まれに無理して行かれて楽になったり、痛みがあまり無かったりすることがあります。(大部分は悪化するのですが…)話を聞いてみると、力まずに出来てゴルフのスコアが良かった、旅行に行ったメンバーに恵まれて非常に楽しかった等、心がウキウキ💗するようなことがあった場合にこのような事が起こる気がします。
心がウキウキする様な事💗、これがキーワードです。
よく患者さんに聞かれることの一つに「どんな運動がいいですか?」があります。
私の答えはいつも決まっていて、「なんでも良いのです、楽しければ。無理して楽しくも無いのに運動をしても、あまり意味はありません。疲れるだけです。運動より生け花教室が楽しければ教室に行くまでを出来るだけ歩いてもらう方が、よほどいい運動だと思います」と答えるようにしています。
心理状態と免疫システム
心がウキウキ💗するようなことが間違いなく免疫力を上げてくれます。
それ程、心理状態と免疫システムは密接に関係しています。
心身がリラックスできないと筋肉が硬くなり、血行やリンパの流れを阻害し、関節の動きを悪くし、知らないうちに体に負担(ストレス)をかけています。
ローリング療法はこれらを改善することが出来ます❗️
ローリングを何回か受けた患者さんから、体の動きが良くなった、軽くなった、風邪をひきにくくなった、ひいては顔が明るくなったと人に言われるようになりました、と報告を受けます。
来院されるきっかけは腰痛、肩こり、頭痛様々ですが、結果的に体のストレスを改善し免疫力を向上させていると思います。
世の中自分の思いどおりにはなかなかならないものです。
不安、恐怖、怒り等の感情は自律神経に作用し交感神経を興奮させ、脳(視床下部、大脳辺縁系、脳下垂体等)から様々なホルモン(ACTH副腎皮質刺激ホルモン、等)を放出させ、副腎から副腎皮質ホルモンやアドレナリン、カテコールアミン等のホルモンを出し、心拍数を上げ、胃などの消化器の働きを抑え食欲に異常をきたし、NK細胞・T細胞(免疫をつかさどる中心的なリンパ球)の働きを抑え、風邪などを引きやすくし、セロトニン等の影響で頭痛、その他の痛みを増大させ・・・・つまり最初に申し上げたように内分泌系・神経系・免疫系が複雑に絡み合い体の不調を作り出しています。
心ウキウキを出来るだけ多く、ローリングを受けて少しでも皆様の免疫力を挙げる手助けになればと思います。(ローリング療法協会会長・蓑原弘豊/ローリング新聞より抜粋)