- ローリング療法について
- 2021/7/15
免疫力UPへ❗️【免疫とは?】~シリーズ全5回
〇一度風邪を引いたら長引く
- 〇検査では何もないのに体調がすくれず会社を休みがち
- 〇風邪を繰り返し引く
当院ではこのようなお悩みの方が来院されています。
Contents
ローリング療法の一番の特徴が【免疫力アップ】です🙆
ローリング療法は、【免疫力アップ】に対応した部位に発生したしこり(*1)を取っていくことで、どの関節が、どの筋肉が正常に動いていないのか、どの部分に発生したしこりが邪魔をしているのかを正確に見つけ出し、除去していくことで血流を良くし改善に導きます。
免疫とは、病気を防いだり、病気を治そうとしたりする働きのことです。「感染からの防衛」、「健康維持と増進」、「老化と病気の予防」が免疫の主な働きです。免疫力を一言であらわすならば、「生きる力」、人が健康に生きるためのシステムが免疫だと考えていただくとわかりやすいでしょう。
免疫力が下がると、細菌やウイルスなどの病原体やがんから、体を守る防御能力が落ちてしまいます。
(※1)しこりとは。。ローリング器で人体をくまなくローリングすると、体中にたくさんのしこりを見つけることができます。
しこりの形状は実に多種多様で、肩こりのコリのような分かりやすいものから、体の奥深くの筋肉にできているもの、皮膚表面、関節の隙間、耳たぶ、指先にできるものなど実にさまざまです。特に、皮膚表面や耳たぶ、指先などのしこりは、ローリングをしてみないと発見が難しいほど細かいものなのです。しこりのできる原因は、ストレスで身体にいつも余計な力を入れている為に筋肉が慢性的に疲労している為や、内臓病変の反射、怪我の後遺症、疲労、スポーツ後の筋肉痛の放置等、いくらでもあるでしょう。
できたしこりは自然に回復してくれるものもありますが、いつまでも身体に存在すると、色々な症状の原因になります。
他院と『ここ』が違う!ローリング施術のポイント👌
ローリング療法は、全身に発生したしこり(*1)を取っていくことで、血流を良くして免疫力アップのサポートをしていきます。
例えば、【風邪を引かない=健康】とは思いません。自分に対して敏感な体をつくり、風邪を引いても長引かせず、不調を感じる前に自己管理のできる体をつくっていくことこそ、本当の健康体といえると考えています。
但し、免疫力アップ、根本的改善は、1度やっておしまいという訳にいきませんので、その方の状態に合わせて定期的な調整が必要になります。その際、同時に骨盤調整だけでなく肩こり、首コリ、腰痛、背中の痛みも一緒にケアしていきます。
私自身も、不摂生で10代からホルモンバランスの調整が上手く出来ず、肩こり、首コリ、頭痛、腰痛から始まり、便秘、下痢、胃痛、胃腸炎、蕁麻疹、イライラ、不眠、うつ症状、生理痛・生理不順・婦人病・卵巣嚢腫、手の痺れ、股関節の痛みなど、あらゆる症状に長年悩んでおりましたが、ローリングに出会い、体質改善していくことで今では全て改善され不安もなく過ごしています。年は若くても現在よりも10代、20代の時の方が免疫力は低下していたと思います。
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免疫とは?
近頃、本屋さん等で免疫の本がおいてあるのをよく見かけます。 免疫というと、はしかのように一度かかったら二度とその病気にかからないとか、自然治癒力=免疫とか、抵抗力とかいった意味に使われることが多いように思います。
どれも免疫の意味の一部分を指しています。 免疫の意味を一言で表すのは難しいのですが、医学的には、自己と非自己を区別し、非自己を排除する生体維持システムといったところでしょうか。 かえって難しくなったかもしれません。そこでつたない私の知識で出来るだけわかりやすく数回に分けて免疫のお話をさせていただきたいと思い ます。
免疫力を上げて自然治癒力を増すことで病気を治しましょう~といった歌い文句の治療や健康食品の宣伝文句が新聞やチラシの広告に多く見られます。その効果の程はよく分かりませんが中には❓❓と思わせるものもありますし、当センターにおいでになる患者さんからもよく質問を受けたりもします。
実を言うとローリング療法も、この生体システムを利用して治療をしているのです。はっきりいえばローリングに限らずどの治療法も患者さんの持っている免疫力、自然治癒力を利用しているに過ぎません。我々が 治しているのではなく患者さん自身が治しているのであって我々はそれを手伝っているのに過ぎないのです。
免疫の意味を少しでも理解できれば、ちまたにあふれている健康関連の宣伝文句を冷静に見られるお手伝いになるのではと思います。
免疫の意味を知るのに分かり易いのはエイズでしょうか?
エイズは別名後天性免疫不全症候群と言います。つまりエイズウイルスによって免疫力が不全つまり無くなった病気の意味です。エイズにかかると運悪く免疫を司っているヘルパーT細胞と言うリンパ球の一種が主に破壊されます。
この細胞は免疫機構の司令官の役目を果たしていて、このヘルパーT細胞が体内から減ると体を守っている様々なシステムに命令が行かなくなり 普段ならかからない病気になって最後には死に至ることもあります。
体の防衛隊😃
ここで我々の体を守っていてくれる方々を簡単に紹介しましょう。
まずは、外来からの敵を遮断してくれる皮膚、粘膜です。この皮膚での防衛ラインを突破され体内に入り込むと、次は主役の血液中・リンパ液中の免疫細胞の登場です。まずは白血球の中の取りあえず何でも外敵は食ってしまえと好中球やマクロファージが食べてしまいます。これが膿(うみ)の元にもなります。
次にマクロファージがこんな敵が体内に入ってきました~とリンパ球のT細胞に伝えます。
T細胞は、自分も闘いの用意をしてキラーT細胞へと変身し攻撃に加わりますが、司令官ヘルパーT細胞と変身した者は、体中の免疫細胞に戦うよう命令を出します。
B細胞と言われるリンパ球は命令を受けて抗体と言う武器を作り攻撃します。非常に簡単に体の防衛隊を紹介しました。
免疫のもう一つの顔😵
免疫にはもう一つの顔があります。それは悪いほうに作用したとき、アレルギーや自己免疫疾患の原因になるのです。
つまり敵を攻撃する力を自分に向けてしまうのです。そのため免疫力を両刃の刃と表現する学者もいます。
結局、エイズウイルスはTリンパ球に感染して、その中に増殖します。そのウイルスがTリンパ球そのものを破壊するわけではなく、 他の免疫細胞が感染したリンパy球を破壊し、結果的に司令官が居なくなって、普段は掛からない簡単な病気に感染してしまいます。これを日和見感染といいます。
この状態を、後天性免疫不全症候群、いわゆるエイズといいます。
ウイルスと共存して、発症していない状態をキャリアといいます。同じような病気 にB型、C型肝炎などがあります。 かつて『ゾンビ』という映画がありましたが、人間の姿をしながらその中身は全く別のものに変わっている…イメージとしては、それに近いかもしれません。(ローリング新聞より抜粋)【次回につづく】